「…ま、まさか!」

「オウマイゴッド!!」

「天からの贈り物だ!」

「神が生んだ…伝説のコンビ…!」

「こりゃ大変なこったぁ!」



…………。



どっかの洋画か。



天からの贈り物て…



んな大層なもんなわけねーだろ。



「そんな…!奇跡が起きたと言うの?!」



――――“ぺチッ”



「だから洋画かって!」



顔の前で手を握る白河を叩く。



「100だよ、100!」

「そうこなくっちゃ!」

「オセロ万歳っ!」

「……空気読んだね」



ありえないことが、今ここで起きてしまった。



……相性100%だと?



俺と白河が?



商店街のの占い師よ。



俺は、会ったことのないアンタの事を、詐欺占い師だと言わずにはいられなかった。



「それ、藪占い師だね!」

「藪医者みてーに言うなよ」