ニッコリ笑顔でボケをかますメダカ。



「藤守、帰ろか」

「そだな」



メダカのボケはあっさり無視して帰り出す俺と藤守。



「わっ、ちょっ待ってよ!俺、○×町だから!」



必死に追いかけてくるチンチクリン。



まるで、親に置いてかれた子供だ。



「俺ら3人、結構ご近所さんだな」

「本当?!やったー」

「あ…改めまして、藤守です」

「あ、メダカこと池乃守ですっ」

「これからオセロの売れ行きを、共にに見守って行こうじゃないか!」

「オッス!」



握手を交わす2人、



「見守らんでいい!うっとうしい!」

「またまた~」

「売れたいくせに~」



そんなこんなな1日が終わった。



寝坊から始まり、変な女に出会い、ケンとメダカと再会し、オセロとかいうコンビ名をつけられる…。



この事から察するに、なにかとんでもなくしょうもない日々が始まる予感。