「意義あり!」
突如、白河が立ち上がる。
「何でよりによって、黒河とやんなきゃいけないんですか!」
「コッチの台詞じゃ!」
俺が座ったまま言うと、白河は斜め上から俺を睨んだ。
「んなの、いちいち聞かなくても分かんだろ?お前らがオセロだからだ」
「「………」」
理由になってねーことに、気付いてくれ。
俺達、好きでオセロやってない。
どーせなら、囲碁の方がいいです。
「ちょっとー、なんでアンタ苗字黒河なの?!」
真面目に、んな事聞かれても知るか!
「じゃ、なんでお前は白河何だよ?」
「……いや、真面目にそんな事聞かれても、あたし困るし」
……は?!
俺が今それ心の中で言ってたやつだろ!!
「お前真似してんじゃねーよ」
「え?!」
「おいオセロ!漫才はそこまでにしろ」
「「漫才とちゃうわ!!」」

