漫才コンビは不成立?~高1コンビ編~




「つーわけで、お前らの席あそこな」

「はーい」

「へいへい」



ケンが指差した一番後ろの席に座る。



「なんでお前が隣なんだよ?」

「あたしが決めた訳ないでしょ」



ったく。



なんちゅー日だ。



「よっ!黒河」



俺の前の席に座っていた男子生徒が、振り返る。



「お、藤守同じクラスか」

「黒河、お前いきなり有名人だな。よっ、オセロ!」

「やめろ(怒)」



藤守とは、中学から一緒だ。



「相方さん知り合いか?」

「いや」

「じゃーなんであんな仲いいの?」

「さぁな。なりゆき?」



俺が知りたいくらいだ。



「違う違う。全ては黒河の寝坊から始まったんだよ」

「そーなの?」

「は?だったらお前だって、寝坊してただろ!もとあと言えば、お前が俺の背中押したのが全ての始まりだろーが!」



勝手なことばっかり言いやがって!