どーしてこうもハモる?
以心伝心…?
いや。
ないな。
絶対にあり得ない。
あり得ちゃいけない。
「みんな、今見た通り息もピッタリのラブラブコンビだ。仲良くしろよ」
ラブラブじゃねーぞ!!
いちいち一言多いんだ、あの野郎!
「先生、2人共、特別色が白いわけでも黒いわけでもないのに、なんでオセロなんですかー?」
一番前の席に座っていた男子が質問する。
「コイツら名前が、黒河と白河なんだよな!コンビになるために生まれてきたようなもんだろ!」
ガッハッハッとケンが笑う。
「そーなんだ」
「お似合いじゃない?」
「ネタやってよ~」
様々な声で教室がいっぱいになり、かなりうるさい。
「ネタやってだって。いっちょやっちゃう?」
「やるか!」
ネタなんてねーっての。

