本当に私のせいなの。 ボーッとして、道路に出てしまったから。 本当は、本当は…… 「私が、背負う運命だったのに……」 そうつぶやいたとき、ポロリと涙が溢れて聖くんの手に消えていった。 この涙が、聖くんの命になればいいのに…… そしたら、枯れるまであなたにあげるよ。 聖くん。 あなたは今、どこをさ迷っているの? 「戻ってきてよっ……!」 私の声は、夜の病室に儚く消えていった。