幸せの触り方

次の日も、その次の日も
何ヵ月も

私はタカシに話し掛け続けた。

私が好きなのは、彼女のいるショウぢゃない。タカシなんだと自分に思い込ませるために…


そんなある日の昼休み

ショウが教室にきた。
ショウは私に
「メールみた?」
と声をかけた。

私は最近学校も忙しく塾にも3箇所通う事になってパソコンを開いていなかった。
「ごめん、見てないー。何?」
そぅいうと

「見て。で、返事ちょうだい」
そう言ってショウは校庭に走った