嵐を呼ぶ噂の学園③ 大嵐が吹き荒れる文化祭にようこそです!編

その瞬間、キャー!と会場中から悲鳴が上がった。


中には失神してしまった人もいるようで男性教諭2人がかりで女子生徒を搬送して行ったようだ。


―――調べてみたんですけど、胡蝶蘭の花言葉、素敵なんです!


―――白が"純愛"で、ピンクが..."あなたを愛しています"、ですよ!


―――女性は花言葉、好きです、例外なく。必ず入れて下さい。



これぞ、作戦勝ち。



「君が転校して来た日からずっと好きだった。だから...これからも好きでいていい?」


「...はい」


「じゃあ、最後に。...蘭のカレシになってもいいですか?」



蘭が頷いたところでフィニッシュ。



―――大事なところは敬語で。


―――ギャップ萌え、狙いましょう!



星名。


おそらく、大成功だ。


見なくても分かる。


拍手の音が、今まで聞いてきたどんな音よりも大きいから。


一応、確認しておく。


オレは前を向き、会場全体を見回した。


スタンディングオーベーションの拍手喝采。


オレは...やりきった。


1ヶ月、練習してきて良かった。


ほんとにありがと、星名。


そして、次はお前の番だ。