学校に着くないなや、オレの周りには人集りが出来た。
校門をくぐって中庭に行こうとするが、人で塞がれていて通れない。
思い返せば今日は一般公開の日だ。
昨日の倍の客が押し寄せてくるはず。
近隣のライバル校の生徒や光蘭の生徒の家族、近所のちびっこなど、ありとあらゆる人が来ているようだった。
その中には、汐泉と同じ制服を身に纏った女子高生の姿もあった。
汐泉ももう来ているのかな?
オレが汐泉を探していると、人集りの中心にいた生徒会長がオレに近付いてきた。
なんだ、なんだ?
一体なんのパフォーマンスだ?
シワひとつない制服をびしっと着こなし、ツカツカと大股で歩いてくる会長を見ながらオレは思った。
赤星昴劇場は始まっているんだ。
だから、飲み込まれてはいけない。
飲み込まれて進むべき方向を見失ってしまったら終わりだ。
オレは、負けてしまう。
目の前に現れる、最強の敵。
オレは息を飲んで彼の言葉を待った。
「青柳波琉くん。君と戦えることを誇りに思うよ。ずっとこの日を待っていたんだ」
赤星昴が右手を差し出してくる。
「お互い、全力を尽くそう」
オレは彼の手を握った。
伝わる熱。
そして...愛の強さ。
赤星くんも賭けをしているからな。
条件としてはフェアだ。
共に大切な人のために戦うんだ。
いよいよ、始まる。
校門をくぐって中庭に行こうとするが、人で塞がれていて通れない。
思い返せば今日は一般公開の日だ。
昨日の倍の客が押し寄せてくるはず。
近隣のライバル校の生徒や光蘭の生徒の家族、近所のちびっこなど、ありとあらゆる人が来ているようだった。
その中には、汐泉と同じ制服を身に纏った女子高生の姿もあった。
汐泉ももう来ているのかな?
オレが汐泉を探していると、人集りの中心にいた生徒会長がオレに近付いてきた。
なんだ、なんだ?
一体なんのパフォーマンスだ?
シワひとつない制服をびしっと着こなし、ツカツカと大股で歩いてくる会長を見ながらオレは思った。
赤星昴劇場は始まっているんだ。
だから、飲み込まれてはいけない。
飲み込まれて進むべき方向を見失ってしまったら終わりだ。
オレは、負けてしまう。
目の前に現れる、最強の敵。
オレは息を飲んで彼の言葉を待った。
「青柳波琉くん。君と戦えることを誇りに思うよ。ずっとこの日を待っていたんだ」
赤星昴が右手を差し出してくる。
「お互い、全力を尽くそう」
オレは彼の手を握った。
伝わる熱。
そして...愛の強さ。
赤星くんも賭けをしているからな。
条件としてはフェアだ。
共に大切な人のために戦うんだ。
いよいよ、始まる。



