今朝、久しぶりにそんな風になった彼は、

「休んでもいいかな…」

と、消え入りそうな声で私に言った。



「ぅん…」

返事した私も、何故か声が裏返ってしまった。



子供達が先に起きていて、もぅ朝食の準備の時間で。



急いで台所へと下りる。





彼は下りて来なかった。



朝食を急いで作り、二階へ上がる。




彼は、布団の中で起きていた。