《結ちゃん。俺と付き合ってください。》


午後5時を回った放課後。渡り廊下。
見も知らずの男に何故か告白されている。

大抵私の答えは

「もちろん。」

だ。でもどの男にも必ず言うことがある。


「でも、私すぐ浮気するから、気を付けてね❤️」


と。だけどどの男も口を揃えてこう答える。


「結ちゃんを、誰よりも愛してるから」


と。


誰も私の外見しか見てないのに、よく愛してるからとか言えるよ。


これで、五人目の彼氏。

んー、まだ少ないかな…。もう二、三人欲しいな、、。



まぁ、私が告白なんかしなくても向こうから来るから良いんだけど。






もっと、愛を感じたいだけなの。