翌日、通常ならば先生と看護師さんとが来るはずなのに、やって来たのは原田先生だけだった。
少しだけベッドの背もたれを起こし座っていた私に「起きてて、平気なの?」と聞き、診察をするでもなく、椅子に腰掛けた。
「答えたくなければ、いいから。ちょっと聞いてもいい?前回の検査結果から言うとすぐに発作を起こすような兆候はみられなかったのね。でも昨日、起きてしまった。運ばれて来た時の血液検査だったり、昨日から今朝にかけての経過だったり。いろんな事を考慮するとさ、おそらく今回の発作はストレス性の物だと思うんだ。それにココ」そう言って私の手を取った。
「外れかけてから、ついでに見せてもらったよ。こんな傷、自分じゃつけられないし、カッターのような鋭利なもので切れた傷だね。学校でなんかあった?」
少しだけベッドの背もたれを起こし座っていた私に「起きてて、平気なの?」と聞き、診察をするでもなく、椅子に腰掛けた。
「答えたくなければ、いいから。ちょっと聞いてもいい?前回の検査結果から言うとすぐに発作を起こすような兆候はみられなかったのね。でも昨日、起きてしまった。運ばれて来た時の血液検査だったり、昨日から今朝にかけての経過だったり。いろんな事を考慮するとさ、おそらく今回の発作はストレス性の物だと思うんだ。それにココ」そう言って私の手を取った。
「外れかけてから、ついでに見せてもらったよ。こんな傷、自分じゃつけられないし、カッターのような鋭利なもので切れた傷だね。学校でなんかあった?」

