熱があり、ぼんやりとする。
それなのに眠れない。
ふと、手の傷が目に入った。包帯が巻き直されていた。
きっと、今回の発作はストレスが原因なんだろうな…ぼんやりとそんな事を考えていた。
怪我を負わされ、発作まで誘発させられ、おかげで死ぬとこだった。
よーく考えると段々と腹が立ってきた。
「どうしたの?眉間にシワよってるわよ」
笑いながら看護師さんが夕飯を持ってきてくれた。
「えっ?あっちょっと、考え事してて…」
病院が常連な私は顔馴染みの看護師さんもたくさんいる。
「難しいこと、考えないで、とりあえずご飯!ご飯!」目の前にお盆を置いてくれた。
「お薬も置いとくね。食後に飲んでね。いつものと、コレ」
見慣れない薬が一つ。
「なに?」
「痛み止めだよー。頭痛するんじゃなかった?」
「あぁー。そっか。先生にそう言った気がする」
「食べられるだけでいいから、無理しないでね」
そう言って看護師さんは出ていった。
それなのに眠れない。
ふと、手の傷が目に入った。包帯が巻き直されていた。
きっと、今回の発作はストレスが原因なんだろうな…ぼんやりとそんな事を考えていた。
怪我を負わされ、発作まで誘発させられ、おかげで死ぬとこだった。
よーく考えると段々と腹が立ってきた。
「どうしたの?眉間にシワよってるわよ」
笑いながら看護師さんが夕飯を持ってきてくれた。
「えっ?あっちょっと、考え事してて…」
病院が常連な私は顔馴染みの看護師さんもたくさんいる。
「難しいこと、考えないで、とりあえずご飯!ご飯!」目の前にお盆を置いてくれた。
「お薬も置いとくね。食後に飲んでね。いつものと、コレ」
見慣れない薬が一つ。
「なに?」
「痛み止めだよー。頭痛するんじゃなかった?」
「あぁー。そっか。先生にそう言った気がする」
「食べられるだけでいいから、無理しないでね」
そう言って看護師さんは出ていった。

