家に帰ると、熱があるんだから寝ときなさい。ってママが言うから早く治すために大人しく従う。
熱があって、自分が思った以上に体は疲れていたようで、ふと目が覚めるともう部屋は暗かった。

リビングに行くと「今、呼びに行こうと思ったの。ご飯食べれそう?」と、ママが言う。
「うん、食べる。でも微熱だし、先にお風呂行っていい?汗かいちゃった」
「大丈夫なの?じゃあご飯準備しとくね」
「うん、ありがとう」
あまり、長湯しないようにして、お風呂から出た。消化にいい物が良いと思って。だされたのはクッタクタに煮詰められたうどん。
「ママ、これ煮すぎじゃない?原型ないじゃん」「分かる?ちょっと違うことしてたらウッカリねー」なんて笑ってる。