「新郎 神木隼人ー」

そうして次は私。
私はもう言うことなん決まってる。
１つしかない。
私は神父様の顔を見た。

「病める時も健やかなる時も生涯支え合いそう遂げることを誓いますか？」

私は隼人君のそばに………ずっとそばにいたい。
だからー。

「はい、誓います！」

「それでは誓いのキスをー」

私と隼人君はお互いに向かい合い、隼人君はそっと私のウェディングベールを上にやる。

「琴音………綺麗だよ」

「隼人君はカッコいいね！」

私達は泣いていた。
私達、本当に結婚するんだね。
やっとだね。

「琴音………世界一幸せにする」

そうして私と隼人君の結婚式は終わった。
君と出会えてよかった。
私はもっと君を知りたい。
君の笑った顔をもっとみたい。
君といっぱい一緒にいたい。
君の声を聞きたい。

私は君と………君の隣で生きたい。
死ぬまでずっと………。