ふと、目が覚めるといつもの部屋で 乱れた洋服が床に散乱している。 「おはようございます」 まだ幼さが残る声が隣から発せられた。 「おはよう」 私の喉を通ってかすれた声がでた。 カーテンの隙間から入ってくる光からなのか 彼の綺麗な金髪は、もっと光を集めて輝いていた。