ショッピングモールに着いたわたし達は、すぐに仁くんと蒼ちゃんを見つけた。
映画を見て、アイス食べて、服を買って。
一日ってこんなに早いんだと思った。
帰り道、わたしは仁くんに送ってもらった。
「あのさ」
沈黙の中先に話したのは、仁くん。
「もしイヤじゃなかったらだけど、俺と付き合ってくれませんか…?」
突然のことだった。嬉しくて嬉しくて泣きそうだった。でも、なんて言ったらいいかわからなくて…。困惑するわたしに仁くんは
「ごめん。無かったことにして」
と悲しそうに笑った。気づくと、わたしは仁くんの袖を引っ張っていた。
「わ、わたしも好きだよ。」
自分でも予想外の言葉。そうか、わたしは仁くんが好きなんだ。その時気づいた。
そうして、わたし達のお付き合いははじまった。
この続きはまだ秘密の話♡