アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚

「驚く事じゃないだろう。悪い事をしたら謝る。社会人として、当たり前の事だ。」

内本さんは、クルッと振り返って私を見ると、体を震わせながら謝ってくれた。

「ご、ごめん……なさい……」

「やったぁ。」

あのプライドの高い内本さんを、謝らせた!

嬉しい!

私は心の中で、万歳をした。


「でも、どうしてこんな事を?」

私が聞くと、内本さんは再びメドゥーサの如く、目を血走らせた。

「あんたが、私の周りの男を次々と、モノにしていくからよ!」

「へっ……内本さんの、周りの男?」

「そうよ!社長だって、私と付き合っていた頃は、結婚の”け”の字もなかったのに、いとも簡単に結婚しちゃって!もっと許せないのは、次に狙っていた益城社長まで、虜にしちゃってさ!」

内本さんは、はぁはぁと息を切らしている。

「それは……私のせいじゃないのでは……」

「はっ!しらばっくれちゃって!」