アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚

次の日、私はいつものように、会議資料を集めに周っていた。

昨日と違う事は、まだ益城さんと会っていない事ぐらいだ。


「絶対、今日は内本さんの本性を、明かしてやる!」

勇んで資料を集めに行ったせいか、部長達は珍しいモノを見るような目で私を見て来た。

「なんか、今日は大分、張り切っているね。」

「いいね、いいね。元気があって。」

その中でも、まだセクハラはされていない。

って、いや。

これじゃあ、セクハラを待っているように聞こえるけれども、これじゃあ、内本さんに勝てない。


そんな時だった。

「今、見直しているから、少しだけ待っていてね。」

いつも私を待たせる部長が、案の定、私を待たせていた時だった。

「うん。OK!じゃあ、これ頼むよ。」

その瞬間、私のお尻にサワッと何かを感じた。

ふと振り返って見ると、目の前にいる部長が、手を引っ込めている。


もしかして、私今、セクハラされた?