ココロの好きが溢れたら


前に1度だけ会ったことがある、ハルの幼馴染。

困っていた私に声をかけて助けてくれた、美人で優しい子だった。

ハルが私に向けたことの無い優しい顔で、大事な幼馴染なんだと言った子。


「陽毬ちゃん?」

「あ…大丈夫です」


苦しい。

胸が、苦しい。


レンズ越しに見えるハルの姿はやっぱりカッコよくて。

そして思うのは


「好き…っ」


本当に、どうしようもない程のこの気持ちだけで。


あぁ、恋って本当に…苦しくて、切ないんだなぁ。