ココロの好きが溢れたら


舞子さんと話しているうちに生徒達が校庭に出てきて準備を始める。

準備と言ってもテントなどは昨日のうちにセットしてあったようなので、各チームのハチマキ等を巻いたりするだけなんだけど。

この学校では学年は関係なく1組が赤、2組が青、3組が緑、4組が白、5組が黄とチームが別れているみたい。

ハルと白幡先輩は2組なので青組だ。

その青色のハチマキをつけた人達の中にハルが居ないかを探していると、俊太くんと楽しそうに話すハルの姿を見つけた。


半袖を肩まで捲りあげて、鍛えられた筋肉を惜しげも無く晒している。

どうしよう。普通の体操着を着ているだけなのにカッコイイ。細マッチョ最高。

なんて変態じみた事を考えていたら、隣でパシャっという音がした。


「うん、今日も丈留はカッコイイわね」


ま、舞子さん…それはもしや一眼レフと言うやつでは…。

舞子さんはその後もプロさながらにカメラを構えて白幡先輩を撮っている。

ガチだ…。この人ガチの人だ…。


って、私も撮らなきゃ!


私はスマホを急いで取り出して早速1枚パシャリ。

へへん。新しい携帯に変えたから、ズームしても画質は落ちないもんね。

うんうん、綺麗に撮れてる!