ココロの好きが溢れたら



ファミレスに着くと、さすが日曜のお昼。
お客さんが沢山いて少し待つことになった。

15分ほど待って席に案内されて早速メニューを開く。

腹が減っていたからガッツリ食おうと、俺と俊太はステーキセットを頼んだ。

ドリンクバーで飲み物を用意し、ひと段落ついたところで俊太が早速切り出した。


「で?ずっと聞こうと思ってたんだけど、お前のその首にあるネックレスはなに?」


「ぐっ…ゲホッ…ケホ…ッ」


顔をニヤニヤとさせながら聞いてくる俊太に、思わず飲んでいたジンジャーエールが気管に入ってむせてしまった。


「それペアネックレスだよなぁ〜?どうしたのかな〜?服の下に隠してたみたいだけど。着替える時に見えたぞ」


別に隠していたつもりはない。

ただ、こいつにはなるべく見つかりたくなかった。…こうやって俺をからかってくるからな。