ココロの好きが溢れたら



ハルとお互いにネックレスを付け合う。

付けてもらったネックレスと刻印された【Haruto.S】の文字を見て、頬が緩むのを抑えられない。

きっと周りから見た私の今の顔は相当気持ち悪いと思う。


「陽毬、そろそろ行くぞ」

「うんっ」


対応してくれた店員さんにお礼を言って、お店を出た。


あぁ…今日は嬉しいことが沢山あったなぁ。


ハルと一緒にご飯を食べて。

街に出かけて、2人でアイスを食べた。

それからペアネックレスをもらって。

こうして2人で同じ家に帰る。


心は未だ遠い距離にいるはずなのに、たまに近くに感じるハルとの距離に戸惑いながらも、この変化を嬉しく思いつつ帰路に着いた。