転校生の彼は・・・

学校に着いたのは、登校時間ギリギリだった。

急いで席につくと、ちょうど先生が入ってきたところだった。

「ギリギリセーフだったな!」

「うん(笑)危なかったわ〜」

「はい。みんな席に着いてるかな?今日は、転校生を紹介します。さ、入って」

扉を開けて入ってきた男の子はすごくかっこよかった。
お世辞ではなく本心だ。髪はサラサラしていて目が二重。無表情だけどそこがまた彼のかっこよさを引き出している。そんな気がした。

「じゃあ自己紹介お願いね。」

「はい。秋田から来ました。神谷亮です。よろしくお願いします。」

へぇ〜、秋田出身なんだ〜。私と同じだぁ〜。なんか運命的?なんてねキャハハ(〃´ ∇ `)

「え〜と、席は・・・おっ!松村の隣空いてるからそこでいいか。よし、神谷、あの席に座れ。」

「はい。分かりました。」

えっ!ちょっ勝手に決めないでよー隣居なくて良かったのにー。てか、女子の視線こわいー
そんなに見るなら代わってよーぅぅぅぅ

「よろしくね!美咲ちゃん!」

「う、うん。よろしくね。神谷くん」

「亮でいいよ!」

「よろしく、亮くん?」

「うん!よろしく!」



こうして、隣にイケメンがいる学校生活がスタートしたのだった。