高校生マフィア

《おい、陸?どうした?》
「………」

喉がカラカラになった

俺の目の前には、数え切れない黒いスーツが何人も
俺は、刀1本
敵は、銃や槍(やり)を1人1本

「はっ」

1人が口を開いた

「天才高校生も、これだけのマフィア相手じゃ勝ち目無ぇなぁ?」

次々に、黒い集団から笑い声が上がった

「安心しな。お前はウチの戦闘部隊長にしてやるよ」
「抵抗すんじゃねぇぞ少年。これからファミリーになるヤツと戦うのは気が引けるからな」
「抵抗すれば殺す」



「………」

ぐっと手を握った
濡れた前髪から、鼻の上にぽたり。と水を落とした

《おい、陸。陸?》

「どうした小僧?固まってんぞ?」
「ぁあ、そういえば、あと5人も欲しいよな」
「仕切ってんのは誰だろうな?相当頭の回転早いんだろうな」
「当たり前だろ。日本1頭のいい高校生だぞ」
「それにハッカーも欲しいな。あれはかなり使えるぞ」
「特にあの女の子2人!利用価値もあるし何より…な?」
「やめとけよ。少年には刺激が強すぎるだろうが(笑」
「そういえばお前、あの密偵の幼馴染なんだってな」




色んな声が聞こえた