高校生マフィア

「………!!」

全身を突き刺す殺気に、背中に担いだ刀を自分の頭上に持っていくと、激しい衝撃が腕を伝わった

《陸…!?》

慧の声が聞こえた

肩膝をついてしゃがみこんでいると、上からデカい影が俺を覆(おお)った
目を見開いて見上げると、デカいカマを俺に振り下ろしたデカい男が俺を見下ろしていた

「小僧…いい反射神経してんじゃねぇか…!!」

「……は…っ」

何でか分かんねぇけど、笑った

「慧…悪りぃ」

《何だ?何があった!?》

「見つかっちまったぜ」





ギャンッ

金属と金属の激しく擦れ合う音を立てて、カマを振り払いながら立ち上がった

「小僧…反射神経だけじゃマフィアには勝てねぇぞッ!!」
「デカいだけじゃ俺には勝てねぇよ!!」

ダッと走り出した

男の目の前に跳んで

「ふッ!!」

右足で男の首を回し蹴りした


ダンッ

床に降り立ってマイクに叫んだ

「じゃっ、卓真に「ハッキング頑張れ」って言っといてな!!」