「やっと来たのね。何回も言うけど、もう尋君たちに近づかないでよね!!」



そう、呼び出し。



クラスの子達から先輩まで。


月に一回ぐらいだけど、呼び出されてた。
しかし、そもそも私は仁たち3人が嫌いでたまらなかった。




穸雫がいるからそばにいるだけなのに。



もちろん、尋たちにもいじめられてる。
本当は我慢の限界。

立ってるのもやっとってぐらい。
でも、正体がバレたくないし、逃げれなかった。




その正体─黒蝶だってこと。