「ネオンさん?」

「ん?なんで知ってるって学食の子やん。二回もすまんなぁ。俺は3年の渋川音々。よろしゅう」

「なんで関西弁なんですか?」

「あ、あかん。戻ってしまったわ。今東京弁に直してるとこなんだけど、時々戻ってしまうんだよね」

うん。違和感。

「なんで直してるんですか?」

「それはってあぁ!今日用事あんねん。じゃあなー」

行っちゃった。最後関西弁と混ざってたなぁー。
シブカワ ネオン?龍ちゃんたちの従兄弟だ!!


「おう!佐藤、まだやってたのか。確かお前登山兄弟と家近かったよな?」

「先生、からかわないで下さい。私と龍ちゃん達の家が隣だなんてこの学校じゃ誰でも知ってることじゃないですか。」

「まぁな。お前も大変だな。」

「先生が数学の時間私が寝ててもスルーしてくれればいくらか楽なんですけど。」

「バカ言うなって、それとこれとは別です。」