「夏の終りのささやき」

どこか物静かで
憂いのある海岸線を
二人寄り添い歩いてた
薄紫色の海辺
静かにささやく波音が
二人を離れなくさせる

夕日があなたで 海が私
二人の愛を奏でるハーモニー
輝く時間のなかで一つになっていく

あなたといれる幸せの中で
二人の未来を探す
不安さえもかき消されるような
そんな二人を求める私

波音が二人を包み込む
寂しげな海岸のなかで
秋を伝える天使をみた
夏の終りのささやきが聴こえる

新しく迎える季節の中で
二人このままでそばにいれるかな
あなたと初めて迎える秋

いつも一人だった私
いつも叶わぬ想いを抱いていた季節
いつも報われない愛に泣いていた季節
あなたと出会ってから
喜びのなかにある季節を迎える

ここで約束しよう
二人離れないでそばにいるということ
二人同じ季節を何度も迎えるということ
この出会いが運命ならば
もう 離れることはないと
誓い合おう

抱きしめられてる私の心が
あなたを愛してると囁いてます
温かい胸から伝わる強い愛情が
全身に伝わってくるよ
あなたに抱きしめられてる私
その手を離さない私

ゆるぎない想いを今
ここで誓いたい
永遠の愛の証を…

夏の終りのささやき
短い夏が今 終りを告げる
今度は長い長い季節が始まるよ
あなたと二人で迎えゆく季節の移り変わりを
肩を並べて迎えていこう