あんたなんて大っ嫌い!!

「綺麗だね、棗」















私は棗と綺麗な花を見ていた。
それに夜空も星が満天で綺麗だった。















「風ちゃん、風ちゃんが僕のこと嫌いでも僕は好きだよ」













率直な思いを私に向ける棗。
「棗は馬鹿だね・・・棗のこと嫌いになるわけないでしょ?」














私の口から自然に出ていた。
いつもなら絶対に言えないのに。














「じゃあ、風ちゃんは僕のこと好き?」