By棗よりと綴(つづ)られていた。














あいつの文章は短いけど、何度も何度も書き直したのが伺える。













「何でこんなの書くんだよ!」
私は心底腹が立った。













「あんたなんて大っ嫌い!!」
私は家を飛び出し、家から裏山に向かった。
















あいつは慌てて私の後を追いかけてくる。
私があいつを嫌いになるわけないのにね・・・
















裏山に着いた時、
この間は咲いていなかった綺麗な花が咲いている。