今夜、キミを独り占め。




私たちのクラスは団結力もあり、レベルが高いと思っていたけれど、それも埋もれてしまうほどだ。


「あっ、ここだよ華蓮ちゃん!」

真由も私も圧倒されつつ、目的地であるクラスに着いた。


もちろんそこも派手な装飾に、目立つよう“パンケーキサンド”という看板が立てられていた。

本当のカフェにありそうなメニューも廊下の窓に貼られており、人が並んでいる。


「大盛況だねぇ…すごい」
「本当に!」

まだ文化祭が始まってそこまで時間が経っていないというのに、もう並んでいるのだ。


「あっ、でも甘い匂いがするや。
何食べるか悩むね」

真由は目を輝かせながら、窓に貼ってあるメニューを見つめていた。