今夜、キミを独り占め。




「先輩、さっきから何言って…」

「嘘じゃないよ、本当。
知れば知るほど、君への関心が高まるんだ」

「私のことが知りたいってことですか」

「そうなるのかなぁ。
でも君は他の女の子と違う気がするからね」


どうしてそこまで私に関心を抱いたのかわからないけれど、良い意味なのか悪い意味なのかはもちろん不明である。


「他の、女子と…」

思わず考える体勢に入った私は先輩から離れようとしたけれど。


「ダーメ、俺から離れたら」

抱きしめる力を強められてしまい、また光原先輩の腕の中に収まってしまった。


本当によくわからない。
彼の考えていることが、この行動が。

何を指しているかだなんて。