「……っ、も、やだ…」

こんな寂しい生活はもう。
誰かに寄り添いたい。


しんどいせいで頭がうまくまわらず、目頭が熱くなる。

涙が頬を伝うのはそのあとすぐのことで、気づけば涙腺は決壊していた。



どれだけ我慢すればいいのだろう。
どれだけこの環境に耐え抜けばいいのだろう。

自分の体調管理すらろくにできない私は、心身ともに崩れていく。


涙で濡れる目を手で拭い、枕に顔を埋める形で横になった。

今日は休んでしまおうか。
けれど休んでしまえば寂しさは増すばかり。


悪化したら最悪保健室に行けばいい。
そうすればひとりになることはまずない。

どれだけひとりが嫌なんだ、弱いんだと自分でも思うけれど、その気持ちをかき消すようにしてぎゅっと強く目を閉じた。