今夜、キミを独り占め。







打ち上げの会場は、学校から少し離れた焼肉の食べ放題だった。


「華蓮ちゃん、これもどーぞ!
あとこれも!」


私の隣に座る真由は、先ほどからずっとにこにこ笑いながら焼いた肉をお皿に入れてくれる。

けれどさすがに入れすぎだ。


「真由、こんな一度にいらないよ」
「えっ…」


そのため何枚かのお肉を真由と向かい側に座る沙良に分けた。


すると真由はしょんぼりと落ち込んでしまう。


「ごめんね華蓮ちゃん…」
「どうして謝るの、焼いてくれてるのに」

「だって私、限度を知らなくて」


一度自分を責めてしまえば、どんどん落ち込んでしまう真由。

どうしてここまで自信がないのだろう。