「華蓮ちゃん、お願い。
一緒に行こう…?」
「うっ…」
「華蓮、私たちと打ち上げ行くの嫌?」
「そ、そんなことは…」
だめだ、ここは折れるしかない。
心の中で光原先輩に謝りながら、諦めて首を縦に頷いた。
「やったー!
沙良ちゃん、華蓮ちゃんも来るよ!」
「やったね真由!
よくやった、上目遣い効果抜群ね!」
何故だろう。
騙されたような気分になるのは。
ふたりはハイタッチをして、嬉しそうに打ち上げ会場を手配している男子に参加の意思を伝えに行ってしまった。
「……はぁ、謝ろう」
私はため息を吐きながらスマホを取り出し、光原先輩に断りのメッセージを入れる。



