今夜、キミを独り占め。







球技大会が無事終わり、私たちのクラスは総合で3位という成績を残した。

全学年で3位、学年別では1位のため頑張ったほうだ。


「ねぇ華蓮ちゃん、打ち上げ行こうよ!」
「いや、私は別に…」


結果を残せたからだろう。
クラス全員で打ち上げに行くことになったけれど。

私は光原先輩との約束があるため、断ろうと思っていた。


「華蓮ちゃんもいないと意味ないよ…一番活躍したのに」


運動は得意であるため、多少役に立てたとは思う。
だが決して一番ではない。

真由がそう思い込んでいるだけで、部活組みの子たちのほうが活躍していたはず。


「そうだよ華蓮。それに真由がクラスの猛者たちに捕まってもいいの?」

けれど沙良も会話に入ってきて、私を打ち上げに誘ってくる。

その上断れない状況に追い込まれているのは気のせいだろうか。