今夜、キミを独り占め。




「み、光原先輩…」

「今度はどうしたの?
そんなにも驚いて」

「わ、私たちっていつ付き合ったんですか…?」


さらっと“恋人関係”だと言った光原先輩に驚きしかない。


「そんなのキスだってしてるんだよ?
頻繁に会ってるし、泊まることだってある。

それなのに俺たちはただの先輩と後輩の関係?」


「それ、は…」


頷くことはできない。
たしかに“先輩と後輩”の関係にすれば深すぎる。



「ほら、だから俺たちは恋人関係だね」

「でも光原先輩は恋愛感情なんか除いて一緒にいようって…」

「それは撤回ね。だからやっぱり俺の彼女になるって言うなら、これからも俺に甘えて良いよ」

「えっ…」


そんなのずるすぎる。

彼女にならない限り、光原先輩といることは許されないだなんて。