「あの、私が断ったのは天気が悪くて洗濯物を取り込もうと思ったので…」
「じゃあこの前みたいに一回笹野さんの家に行ってから俺の家行けばよかったんだよ」
「でも天気が荒れそうだったので…今みたいに」
苦し紛れの言い訳に、光原先輩は不服そうだったけれど。
なぜかまた私を抱きしめてきた。
「……光原先輩?」
「君は落ち着くね」
「えっと…」
「今日絡まれた女って、まあ父親と関係持った相手で…ベタベタくっつかれるて抱きつかれて、キスもされてさ。君に会いたくなった」
これはまた一難あったようだ。
光原先輩の声は疲れている。



