恋と嘲笑


「おい黎、式が終わったくらいで休んでんな。すぐ部活だろーが。マネージャーなんだからさっさと準備しろ」

入学式も問題なく終わり生徒会室で一息ついていたくらいですぐこれだ。
大和はいたわりの気持ちを持つべきだと思う。



まあ実際、そんな素振りを見せたら気持ち悪いんだけど。



「ちょっとはいたわる気持ちないわけ?」
「ないな。つーか、お前より俺の方が大変だったわ。俺をいたわれ」
「それこそない」


席を立って生徒会室の入り口にもたれかかった大和のところに向かい、そのまま共に部室まで行く。