「もーー、音!新田くんのところに行ったきりで帰ってこないんだもん!寂しかった!!」
昼休みも終わって教室に帰ると、好美が頬いっぱいに空気を溜めて、上目遣いに迫ってきた。
「ご、ごめん!」
好美はするっと肩に手をまわして私の耳元で話した。
「いや、新田くんといい感じやん、何話してたんですかあ???」
そんな風に見えてたなんてっ
「いやいや、服の話で盛り上がっただけだよ!」
全力で否定してもニヤニヤと目を細めてこちらを見る好美と目を合わせられない。
でも、新田くんと話してたら自然と昨日のことを忘れていた。
今日ばかりは新田くんの気まぐれに感謝だ。
昼休みも終わって教室に帰ると、好美が頬いっぱいに空気を溜めて、上目遣いに迫ってきた。
「ご、ごめん!」
好美はするっと肩に手をまわして私の耳元で話した。
「いや、新田くんといい感じやん、何話してたんですかあ???」
そんな風に見えてたなんてっ
「いやいや、服の話で盛り上がっただけだよ!」
全力で否定してもニヤニヤと目を細めてこちらを見る好美と目を合わせられない。
でも、新田くんと話してたら自然と昨日のことを忘れていた。
今日ばかりは新田くんの気まぐれに感謝だ。

