「…!?龍!!」
「こんな時間まで何してるかと思えば、やっぱり浮気かよ。」
「浮気だなんて!!」
家の前には龍が待っていた。こんな時間まで寒空の下待っていたというのか。
もはや少し怖い。
「落ち着けよ龍、俺らは送別会してて、たまたま家の近い俺が送っただけだ。」
「うるせーよ。最近廊下でも親しげだったし、怪しいと思ってたんだ。」
「やめてよ龍、本当だってば!部員のこと悪くいうのやめて!私の家族みたいな存在なんだよ。」
「俺は彼氏だろ!」
「こんなことされたら、もう龍のこと今まで通りには見れないよ!!私のこと縛らないで!」
「音!!言いすぎだ。」
「ごめんっ悟。」

