あの脅迫男とは別人だったのか、、、

でも、接近して話したとき、背筋が凍ったのは気のせいじゃない。


もう一度会えば分かるかな

これは一種の賭けみたいなもので、失敗したらどうなるか、、、

いや、例え張本人だったとして、そのあとどうする?浅はかな考えでは動いたら危険だ。

もしかしたら、社長に迷惑がかかるやもしれない。

そう、易々と行動には移せないか。




この部屋、身の回りのものしかないから殺風景だし、誰もいなかった空間て妙にヒンヤリする。

荷物、どうしよう。

またあの部屋に行くのは正直、気が重くて嫌だ。

かといって、買い直すほどのゆとりもない。


まったく、とんだ災難だわ。