ハッと何かを閃いたように向き直る。

どうしたんだろう。


「小森さんに大口の契約を持ちます。それなら、快く受け入れてくれるかと。」


うんうん、と頷きながら一人納得する寺川さんを、ポカンと眺めて目まぐるしく変化する状況に困惑さえおぼえた。



新しい仕事ってなんだろうか。


わざわざ私に頼む仕事って、、、