「えっ!?
あれっ?
……………………はぁちゃん??」

驚くかなは…………

俺のベットの中。

「この、不良娘!
お父さん達が知ったら、腰を抜かすぞ。
お酒は、今回だけだからな!!」

「えっ?!
お酒??
………………ええっ?!」

えっ??

酔っぱらったことを、覚えてないのか??

「昨日、イケメンマスターのお店で酔っぱらっただろう。
多岐さんに内緒で、連れて帰るの…………
大変だったんだからな!
誰かさんは、酔っぱらって笑い続けるし……………。」

ぶつくさ文句を言う俺を見て、青くなるかな………。

どうやら本気で、酔っぱらったことに気づいてないようだ。

「…………………どうして、酔っぱらったんだろう??」

「かな。
お前、ノンアルを注文しなかっただろう。」

「ノンアル??」

「そっ!
カクテルは、色も味もキレイで美味しいから
ジュースと間違い易いけど。
アルコール度数は、ビールより高いんだぞ。
ノンアルにしないで飲んだら………
飲みなれない奴だと、直ぐに酔っぱらうんだ。」

「……………………嘘!
私……………お酒を飲んで酔っぱらっちゃったの??」

益々青くなるかな。

「もしかして、初めてだった?」

俺の質問に、コクコク首を縦に振る。

真面目なかならしいけどな。

知らずに飲んで、酔っぱらうなんて。

まぁ、迎えに行ってて正解だったよなぁ。