今日から新学期か

緊張するな………

新しいクラスメイト

新しい環境

慣れるの大変そう😭




今年も友達出来ないのかな…




そんなことを考えながら朝支度をしていると1階から「姫乃〜!ご飯よー!降りてきなさーい!」
お母さんの呼ぶ声が聴こえた


「はーい」




重い足取りで1回へ降りた

「お母さん、おはよ」
「姫乃ぉ〜おはよぉ」



「うん…」
「あら姫乃どうしたの?元気ない?」
「ううん!そんな事ないよ!」
「そう!ならいいけど!学校緊張する?」
「うん…もちろんだよ…」
「姫乃は可愛いくて美人なんだし、お話する時とかしっかりすれば平気よ」

ほら、またお母さんの親バカ発揮してるし。
可愛くないし、美人なんてもってのほか


「もう時間だから出るね、ご馳走様」
「うん!気をつけて行ってらっしゃい」

私の家は母子家庭
なんでかって?私の父親は最低な人間だった
何回も何回も浮気して挙句の果てに家を浮気相手と出ていった…
男なんてみんな最低で裏切る人間
だから私は男なんて大嫌い
絶対に関わりたくない。


そして、学校に着いた…
「はぁ…着いた…」
私は校門から進めなかった…
怖かった…
私の見た目がブス過ぎていじめられるんじゃないか…
そんなことばかり考えていた…
でも、学校に行かなきゃ行けない…
だから、私は勇気を振り絞って歩いた



歩いていると周りの人がちらちら私を見てる。
コソコソ話してる。
いじめられるんだ…
やっぱり。

前の学校でも…そうだった…



中二の夏休み明け…
私は父親の事で笑えなくなった
それを嫌う人が沢山いて…私は1年間いじめられ続けた…

中学の人が入ってこないよう。
わざわざ遠くのこの高校に来たのもそのため…
家は引っ越した。
高校上がると同時に


そんなことを考えてたらクラス表に着いた…

私は1組だった


早く教室に行こう
そう思った…


スタスタと歩いていた
割と教室が近くてすぐ着いた


着く前はざわざわしてた教室が私が入った瞬間静かになった…
やっぱり…そんなに不細工なんだ…
もう、教室から逃げ出したくなった

そんな時後ろから声をかけられた
その子はとても可愛くて小動物みたいな子だった
ふわふわした髪の毛でとっても可愛かった


「あの!私は夢野 桜!よろしくっ!」
声をかけてくれた。こんな私に…



「よろしく/////私は朝倉 姫乃…話しかけてくれて…その…あ、ありがとう///」



私はすごく恥ずかしかった
人にありがとうなんて言うのいつぶりだろう。



お礼を言った瞬間辺りの視線が私に向いた
なんでだろ…
やっぱり…



「姫乃ちゃんね!よろしく!私の事は桜ってよんでね?」


「う、うん」


すると…
クラスの女子が一斉に私のとこに来た…
あー、これ、トイレに呼び出しか…
構えていると

「姫乃ちゃんって言うんだ!よろしく!私はA子!」
「私B子!よろしく!」

次々と自己紹介をされる…
これは嫌われてないの…?でも…もしかしたら裏では…

「う、うん。よろしく。」


すると女子がざわつき始めた…

「立花くんが来た!」
「あの○○中でイケメンで有名の!?」
「そうだよ!!!!」
A子ちゃんとB子ちゃんが話してる…
男か…

どうせろくな奴じゃない…


興味がなかった私は書かれていた席に座った

すると謎に男子が私の周りに来た…
怖い…
近寄らないで欲しい…

私はちらっとそっちの方を見た
すると男子は盛り上がっている…


「なぁ!俺はA男!よろしくな!」
「え、あ、うん。よろしく」

男子はなんかずっと言ってる
いいな!お前ー!
ずるいぞ!
とA男くん?に言っているのを少し聞こえてる
なんの話しかわからない。
私は会話についてけない






すると…
教室のドアがガラッと空いた
そこには変な男の子がいた
その子は
「みんなおはよ😊」
「お、おはよ!!!」
ほかの女子は揃って言っていた
おはよの声掛けを無視したのは私だけだった

はぁ…めんどくさい…

その男の子とA子ちゃんらがニコニコしながら話している…
けど、あの男の笑顔なんか、引っかかる…
私が、、、頑張って作っていた笑顔によく似ていたから


作り笑顔なんじゃないかと…

まぁ、私には関係ないし、どうでもいいが…

すると右隣にさっきの桜ちゃんがすわった

「あ!姫乃ちゃん!隣だぁ〜˙˚ʚ(。・-・。)ɞ˚˙」
可愛い…
「そーだね‪」
「ねね、あの男の子どう思う?やっぱり姫乃ちゃんもかっこいいと思う?」
「うーん😓私にはよく分からない…‪実は私男が苦手なの…色々あってさ…」
「そ、そうだったんだ…ごめんね?」
桜ちゃん…
この子は信じていいのかな…?
ホントの私をみて嫌わないかな…
「ううん!大丈夫だよ」
「そっか!」
「うん!桜ちゃんはどうなの?かっこいいと思う?」
「ううん‪!思わない…だってなんかチャラそう‪w」
「うん‪w‪w‪wそうだね‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪w‪」
「…」
「ん?どうかした?」
「いや…姫乃ちゃん笑ったから」
「あ、カァ///」
私は恥ずかしくなった
久しぶりに意識しないで笑った
嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちで顔が熱くなった…
私は急いで顔を手で隠した
「姫乃ちゃん笑った方が可愛い!だから、私の前では笑ってて欲しい!」
「うん!ありがと!!」
桜ちゃん…
あなたを信じます…



「ねね!姫乃ちゃん!」
「どしたの?」
「もうすぐホームルーム始まるねー!」
「うん、そーだね!」
「席替えするらしいよォ!」
「え!まじかぁぁ!」
「うん‪w‪w‪w」
「近くになれたらいいね!桜ちゃん!」
「もう呼び捨てじゃだめ??」
「い、いいよ!」
「うん!やった!ありがと!姫乃!」
「こちらこそありがとう!桜!」






キーンコーンカーンコーン


ホームルーム初めのチャイムがなった…


席替えか


まぁ、どこに行ってもいいか







先生がきては新学期のこと色はなして
「はい!じゃ、席替えをしましょうか!」
えぇぇぇ!!!!などの声が上がる

「でもその前に学級委員を決めたいと思う!立候補又は推薦いませんか?」

先生が聞いた



絶対やりたくないよぉ!



その時

桜が
「私は!しっかりしてる姫乃がいいと思いますっ!」
えぇ!?わたし!?



桜ァァァァ!!!!


クラスメイトみんなが
「それいい!」「そうしよー」

みんな他人事だとおもってぇぇ!



「朝倉!それでもいいか??」



断ったら余計目立つし…


「はい…」

「それじゃもう1人男子誰かいないか?」
先生が聞いた


さっきはだれひとり手を挙げなかったくせに
半分以上が手を上げた




先生が私に


「朝倉!だれがいいか?」


はぁ!?




「別に誰でもいいです…」




「そうかぁ…」



はぁ…ほんとめんどくさい…





私はスっと手を上げた


目立ちたくないのに…




「だったら手を挙げていない男子と女子に投票でどうですか?話していて決まらないよりそっちのがずっといいと思いますが…」



苛立っていたため少し口調が強くなった



先生は
「いいな!そうしよう!」
紙を配りだした


名前を書いて

出すらしい

ほんとめんどくさい











集計後…




「朝倉!お前と一緒に1年間学級委員をやるのは立花で決まった!」



立花…?だれ


まぁいいや
誰でもいいし




「あ、そうですか」
私は素っ気なく返した





男子がヒソヒソ話してる




かっこいいなぁ
クールだ
あのルックスであれはやばい




ちらほら声が聞こえる


どうゆうこと??

ほんと男の言ってることなんて分からない!




「じゃあ立花!朝倉!前に出てきて席替えをしてくれ!」


はぁ!?
自分でやれよ!!



「はい😊」


声が聞こえた



あぁ立花ってやつか


私は無言で歩いた






前についてすぐ
「よろしくね!朝倉さんっていうんだ!俺は立花桐生!」

「あ、はい。よろしくお願いします」


「素っ気ないなー‪wもっと優しくして~?」


きもい
私が1番嫌いなタイプ

元父親みたい
チャラチャラしててすぐ浮気しそう



「早くやりましょうよ」





「そーだねー!😊」




出た…この笑顔



作ってばっかじゃん


むかつく





「では席替えをします」


私は言った



するとみんな「はーい!」
すぐ言うこと聞くじゃ‪ん‪w



ちょっと面白い



このクラスは大丈夫かな!

心のどっかで思った





「じゃあ順番にくじを引きに来てください!」

全員引いてあとは私とこの男のみ



「はいどうぞ」

私は男にくじを引かせた



「ありがとっ!😊」




「…」
無言で私も引いた




「それじゃ場所に移動してください」



私は窓側から3列目の一番後ろだった素早く机を移動させてもう席に着いていた


そしたら後ろから
「わっ!」

声が聞こえてきびっくりした!
だれかと思って後ろを見たら桜がいた!


「席近くなったね!姫乃!」

「うん!そーだね!桜~」



ワイワイしてたら横から
「あー!あさくらさーっん!」

この声…
あの男だ



私はあえて無視していた



そしたら私の首にあいつの手が当たった

私は昔から耳と首が弱かった…


私は思わず「ひゃっ!」
声を出してしまった
まだ小さい声だったから

あいつにしか聞こえてないみたいだけど

すごく恥ずかしくなった


顔が熱を帯びていくの分かった

顔を隠した何も無かったかのように振舞っていた


こいつはずっと無言なんなんだ…




✄---------キ リ ト リ ---------✄
桐生side


朝からたちょっと面白そうな子にあった
顔は美人で可愛いも兼ね揃えていた
スタイルもよく
すごく惹かれた


しかも…
性格はクールで強気
ああゆう奴ほど泣かせたくなる‪w
学級委員一緒になって声を掛けた


あいつは
素っ気なく返してきた


その後も声をかけたら無視された


席替えが行われて、
席移動して場所に行ったら隣はあいつだった

声掛けたらわざと無視してやがるから
ムカついて
肩を叩いた
そしたら手が首に触れた


その瞬間あいつ
「ひゃっ!」なんて声出しやがる


超萌えた
強気でクールな奴が可愛く鳴いたら
誰だってそうなるよな?




その後恥ずかしいのか耳と顔を真っ赤にして
両手で顔を被っている

可愛い…




俺はこいつに恋したのかな…












✄---------キ リ ト リ ---------✄



私はすっごく気まずかなった



でも別に気にしてなさそうだか気にするのやめようと思った




1限目始まろうとしていた


あいつは横でモゾモゾ教科書を漁っていた



教科書ないのかな?



見せてやるか…



私は男の机を軽くけった…


するとこいつは
「ん?なーに?」

「んっ!(教科書を突き出す)」

「ん?どしたん?」

「教科書ないんでしょ?見れば?」

「あ、ありがと」

✄---------キ リ ト リ ---------✄
ここでちょっといい???
桐生の心境は🤴これがついてるやつってことでよろです!
✄---------キ リ ト リ ---------✄

🤴なにこいつ…可愛い‪‪w

こいつ…ほかの男とは…お父さんとは…
違うのかな…

「うん」

1限目が終わった


2限目になった

私の大好き体育だ

でも何だかすごく頭痛い…

今日はバレーボールらしいから
やりたいし。黙ってやろう…


ランニング中だ…
あー、頭くらくらする
倒れそう…桜は先生に呼ばれてていないし
どーしよ、
あ、もうダメだ…


倒れる…



バタッ




🤴ん?!あいつ倒れてる?


「おーい!朝倉さん!大丈夫?」
「せんせー!朝倉さん倒れたんで保健室連れてきます!」


「本当か!?大丈夫か!よし!頼む!」




🤴俺はこいつをお姫様抱っこした
こいつ軽っ!てちゃんと食ってんのかよ…
急がなきゃ





保健室に着いた



「先生!」


「あら、どうしたの?」


「この子がランニング中に倒れて」


「あら、ありがとう」


「はいっ!」


「今から先生出張なの…だから、悪いんだけど一緒にいてあげてくれる??」


「あ、はいっ!」


「ありがとう!ベットに寝かせてあげて?そしたらこのこおりまくらを頭の後ろにおいて熱はかってね!」



「はいー!」




🤴俺は言われた通りにした。氷枕を置く時またこいつ「んっ」って声出すからちょっとやばかった
熱計らなきゃ


ピッピッ


「38.7度」




🤴たくこいつ…



「んっ(´つω・`)」



「あ、起きた?」

「…ここは?」

「ここは保健室だよ」

「なんで?」

「ランニング中にぶっ倒れたから」

「あ、そっか…」

「うん」

「って、なんで居るの…?」

「なんでってまぁここまで、運んできたの俺だし、た保健の先生に頼まれたし」

「えっ。そうだったの?」


「おぉ」


なんでこいつ私を!助けてくれたの?
え、うそでしょっ!
て私重かったよ…
ヾ(。>﹏<。)ノ゙
どしよぉぉ
運んできたって恥ずかしい…/////



「顔赤いけどどした?」

「あ、いやっ、べっ別に…/////」

「ん?どーしたの?」

🤴( -ω- `)フッの運んできたってので恥ずかしがってんのか‪w‪w‪w‪w‪w‪wかーわい



「あ、あのっさ?」

「ん?どしたの?」

「あのぉ…ここまで運んでくれてりがとう…/////えっとっ重かったのにごめんね?(上目遣い&うるうる目)ほっほんとにっあ、ありがとう…/////」

「( -ω- `)フッいいえ?大丈夫だよ‪w‪w‪wつーか…そのうるうる目辞めてくんない?襲うよ?」


「ん?襲う??襲うって?熊とかに襲われるみたいな???ん????それになんかキャラ違くない????」

こいつは何を言ってるんだ?襲う?怖いな
やっぱりこいつ、無理してたんだ…


「プハッ‪w‪w‪w‪w‪wなにそれ‪w‪w‪wクールな見た目しておいてその純粋さまじ萌える‪w‪w‪w(耳元で囁き)」


「んっ/////」


「あとこないだから何その声…誘ってる?」


「なにが!?ていうか!!感謝はしてるけど!私はあんたのこと嫌いだから!ε-(´・ω・`)フンッ」




「ふーん嫌いなんだ…じゃあ絶対好きにさせてやるから」



「なる訳ない!」


「どーかな」


「私無理して自分の裏隠して笑顔作ってる人なんて無理っ!」


「あ?なんで?お前が知ってんの?」


「そんなのあんた見てればわかるっ!無理してニコニコして笑顔振りまいてあんた見てればっ!(小声になって)私は今ほんとのあんたで居てくれてるのが嬉しい…/////」


「ん?なんだって?最後聞こえなかった‪w‪w」
🤴なにこいつ可愛すぎ


「なにが!?別になんも言ってない!あんたなんて嫌い!(゜ϖ ´)ベー(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ…」


「あれ?拗ねちゃった?(⑉¬ᴗ¬⑉)」


「拗ねてないもんっ!!!」


🤴もんって‪w‪w‪wギャップ萌え‪w‪w‪w



「もう知らないっ!((( ̄へ ̄井) フンッ!!どっか行けー!」



私はその後早退した







次の日


ねつは完璧に下がっていて
治っていた



学校に行こう

なんか、あいつに興味が出てきた
男なのに…
大嫌いなはずなの…
本性を知ったら…

って、何言ってんだ!私!

男なんて簡単に人を裏切るんだ!




制服に着替えて
私は学校に向かった




学校に着き


教室に入ると私は皆に囲まれた





「姫乃!大丈夫?!」
1番初めに声をかけてきたのは桜だった
「桜~‪!うん😊大丈夫だよ」
「…」
桜が黙っちゃった
「どしたの?」



「姫乃が笑ってる…本心で笑ってる」



「え?」


「今までも笑ってたけど…無理して笑っているようだった…今は本心で笑ってるよ…!」



確かに…心配されてるんだってとっても嬉しかった




「うん‪wありがと!」




「うん!!!!」



「あ!朝倉さんっ!😊」

この声…アイツだ…


「…」


私は無視した

🤴あいつ…無視してんな?


「おーい!あーさーくーらーさん!」


うるさいなぁ…


「なに」


「おはよ!」


「おはようございます」

🤴素っ気ないなぁ‪w

「あ!姫乃ちゃん!」
ん?だれだ?

「あ!A子ちゃん!おはよ」

「おはよー!大丈夫だった!?昨日!」

「うん!大丈夫だよ!」

「そっかー!良かったぁ~!」

「うん!ありがと!」





キーンコーンカーンコーン



(|・ω・)|ガラガラ


「はーいみんなーおはよー」


「おはようございます」

「えーと今日は文化祭のことを決めるぞー」

「えー、それで文化祭実行委員なんだが学級委員でいいか?」



は?嫌に決まってる



「嫌です…」



「あ、朝倉頼むよぉ」


「はぁ…」


「良いですよ!!」


は?!なにこいつ勝手に!



「ね?朝倉さんいいよね?」



「はぁ…わかりました…やりますよ…」



「おぉ!ありがとなー!二人とも」


はぁ。
なんなん!あいつぅ!!!

「じゃあ早速前に出てやることを決めてくれ」

「はい。」
「はーい!」


はぁ…
最悪!