柚葉の涙がずっと気になっていた永遠は柚葉が下校時間を迎える前に柚葉の大好きなチョコレートをコンビニへ買いに行った。

チョコレートを買い学校へ戻ろうとすると中学校で同じバスケ部だった友達と再会した。
「永遠」
「おう。久しぶりだな。」
「元気だったか?」
「あぁ」
永遠は時計で時間を確認してまだ柚葉が下校するまで時間があることを確かめた。
「バスケやってんのか?」
友達の言葉に首を横に振る。
「そっか。まだ、柚葉と?」
「まぁな」
「お前たち付き合ってんのか?」
再び永遠は首を横に振った。