違う返事できないの!?と思いながら柚葉が永遠を見るとまだ永遠は切なく笑った。
「その顔・・・」
「ん?」
思わず言葉にしてしまった柚葉ははっとして黙った。
「なんだ?」
「なんでもない」
柚葉が黙り込むと永遠は立ち上がり柚葉に再び近づいた。
「言っただろ?一人で階段行くなって。」
「うん」
「ちゃんと守れよ。」
「うん」
「こうなってつらいのはお前だろ?」
「うん」
「なんて言うんだ?」
「ごめんなさい」
「違う」
「もうしません」
「よし」