君の隣でみる夢

永遠は少しでも柚葉との時間を作るために自分の勤める病院に柚葉を転院させた。

仕事前や休憩時間、仕事が終わってから柚葉との時間を持てる。

夜勤の日は柚葉の部屋で仮眠をとっていた。


「少しだけ眠ろうかな・・・」
仕事前の永遠が目を閉じてうとうとする。


柚葉のぬくもりを感じながら柚葉が生きていることを実感する。

「愛してるよ、柚葉」
毎日こうして柚葉に話しかけながらその手に触れ。その体を抱きしめ、柚葉に届くようにと願う。