もしも命が助かっても、後遺症が残るかもしれません。体が動かなくなるかもしれないし、完全に両耳が聞こえなくなるかもしれません。目が見えなくなるかもしれないし、記憶がなくなるかもしれない。

もう一度永遠の声が聴きたい。
永遠のバスケをしているところが見たい。
永遠と過ごした時間を忘れたくない。

永遠ともう一度手がつなぎたい。永遠を抱きしめたい。一緒に歩きたい。

こんなのわがままなのかな。叶うことはないのかな。

もしも・・・もしも永遠が会いに来てくれた時、私の両耳が聞こえなかったら私の代わりにたくさんの音を聞いて私に教えてほしい。風の音とか、鳥の声とか、好きな歌とか。

もしも私の目が見えなかったら、永遠の声をたくさん聞かせてほしい。永遠がバスケしてる音を聞かせてほしい。

もしも私が永遠のことを忘れていたら新しい思い出をたくさん作ってほしい。